カメラ初心者必見！写真撮影の基本を学ぼう！ISO感度について！

カメラを使って写真撮影を楽しんでいる方なら、ISO感度（イソカンド）について、聞いたことはあるけど、あんまり何かわかっていないかも、、、と思ったことがあるかもしれません。ISO感度は、カメラセンサーが光をどれだけ感知するかを調整する重要な設定です。露出のコントロールに大きな影響を与えます。このブログではISO感度について解説します！

カメラのISO感度とは

ISO感度は、カメラセンサーが光を感知する感度の程度を示す数値です。一般的なISO感度の範囲は、ISO100、ISO200、ISO400、ISO800、ISO1600、ISO3200などがあります。ISO感度を高く設定すると、センサーがより敏感になり、暗い場所でもより明るい写真を撮影できますが、同時にノイズ（画像の粒状の乱れ）が発生する可能性があります。逆に、ISO感度を低くすると、ノイズが少なくなりますが、暗い場所での撮影が難しくなります。

実際の比較

少し暗めの部屋で、絞りはF/3.2、シャッタースピード1/160、ストロボなしで固定。ISOのみ変えて撮影してます。

明るさが変化していきました。ISOはこのように明るさをコントロールするための設定です。

ノイズとは

ノイズとは、写真に本来存在しない不要な雑音や粒子のようなものを指します。例えば、昔のテレビの画面が雑然とした模様を見せることがあったように、写真でもノイズが現れると画像が荒く見えたり、色が乱れたりします。

高いISO値では、撮影時にセンサーに入ってくる光の量が増えますが、その結果、センサー内部で光のエネルギーを電気信号に変換する過程で、余分なエネルギーが混ざり込んでしまうことがあります。この余分なエネルギーがノイズとして写真に現れるのです。

ノイズは、特に暗い場所や夜景を撮影するときに顕著になります。また、高ISOの設定で撮影した場合、ノイズはより目立つ可能性が高くなります。

写真全的にシャープさがなくなったり、ボヤッとした印象になりました。毛並みを見ていただくとより分かりやすいと思います。

ISO感度の表記について

ISO感度は、一般的に100、200、400、800などのように表記されます。値を2倍にすると、感度が2倍になります。たとえば、ISO100からISO200に設定すると、感度が2倍になります。逆に、ISO100からISO50に設定すると、感度が半分になります。ISO感度を上げると、暗い場所でもより明るく撮影できますが、同時にノイズも増えるので注意が必要です。

上記の実際の写真もおよそ２倍ずつ上がっていく様に設定にして比較しております。

ISO感度の影響

ISO感度の選択は、写真の明るさやノイズの発生に直接影響を与えます。明るい場所や日中の撮影では、低いISO感度を選択することで、ノイズを最小限に抑えたクリアな写真が得られます。一方、暗い場所や夜景の撮影では、高いISO感度を選択して明るい写真を撮影することができますが、同時にノイズが増える可能性があります。

また、ISO感度の設定によってシャッタースピードと絞りの設定に影響を与えることもあります。高いISO感度を選択すると、シャッタースピードや絞りを広く開くことなく、暗い場所での撮影が可能となりますが、ノイズのリスクが高まります。逆に、低いISO感度を選択すると、シャッタースピードや絞りを広げる必要がありますが、ノイズが少なくなります。

私は人物を被写体として撮ることが多いのですが、低感度（目安:ISO100~ISO800）になるように意識しています。肌の質感などが大事になってくるため、ノイズの写り込みを無くしたいからです。

夜景など暗い場所を撮るときは、高感度（目安:ISO800~ISO2000）で撮影する時もあります。少ない光で綺麗に見せるためです。撮りたい物（被写体）や表現したい写真によって変わる設定にもなります。

まとめ

ISO感度はカメラの露出設定に大きな影響を与える重要な要素です。明るい場所では低いISO感度を、暗い場所では高いISO感度を選択することで、より適切な露出でクリアな写真を撮影できます。ただし、高いISO感度はノイズのリスクがあるため注意が必要です。撮影の状況に応じて適切なISO感度を選択し、被写体やシーンの表現をより良いものにするために、カメラの基本である絞りやシャッタースピードと合わせて理解しておきましょう。カメラの設定でISOオートの機能もあります。慣れるまではISOオートで撮ってみて、カメラがなんでこのISOにしたのか、私ならこのISOで撮るな〜、、など比較しながら撮って行くとより、ISOを使いこなして写真を撮影ができると思います！

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